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観光のメッカ沖縄県恩納村で、コンドミニアム型リゾートホテル「コーラルパレス恩納byサンセットアベニュー」を運営する「合同会社ジョー・ウォルシュ」代表の「比嘉智志」でございます。
25年間勤めた地方銀行を早期退職し、前々から希望しておりました、銀行経験を活かし県内中小企業支援に係る業務に従事するため、2011年4月から2022年3月まで、過剰設備投資の債務負担で資金難に喘ぐ、紙箱製造会社の経営に携わって参りました。
数々の経営施策を試行錯誤してきました結果、債務圧縮による財務改善の目処が立ったことから、次のステップとして、60歳到達者や60歳以上の雇用継続者、更に定年間近の50代後半の社員等、働く意欲のある高齢者が、希望する限り働き続けられる、「定年の無い職場作り」を企図し、2021年6月、「ホテル運営及びハウスクリーニング」を主業とする「合同会社ジョーウォルシュ」を設立いたしました。
沖縄県に限らず、「人生100年時代をどう生きるか?」は、現代の大きなテーマであり、私の行なっている事業が好事例となり、高齢者雇用の促進及び年齢による就業制限撤廃の広がりで、いつでも明るく元気に働く熟年者人口が増加し、労働人口減少による労働生産性低下を幾ばくかでも抑制できれば、暗く考えがちな「老い」のイメージも明るくなり、社会全般が活性化していくものと確信しております。
「合同会社ジョー・ウォルシュ」で実現したいこと
紙箱製造工場作業員の経験しかない社員が戦力の中心であることから、ホテル運営はもとよりホテル清掃、ハウスクリーニングに関する、知識も経験も薄く、日々七転八倒を繰り返しながら運営して参りました。
そして、本格稼働から1年を経過した現在では、沖縄観光のメインとなる白い砂浜が続くビーチに近いロケーション、恩納村でも一番の繁華街である冨着のど真ん中に位置している利便性、全室約27坪、広くて綺麗な室内の快適さも相まって、宿泊客のレビューや評価は高く、予約サイトBooking.comでは、10点満点中9点台を維持する高評価ホテルとなっております。
とは言え、リゾート観光のメッカで多くのホテルが居並ぶ競争の激しい地域、創業間もない後発ホテルであることから、全社員17名の生活を支える、給与を含む運営資金を満たすまでの稼働率に届かず、毎月の資金繰りに忙しく動き回る、自転車操業の実情にあります。
日々努力し、誠実に働く社員が、安心する職場環境の要は、安定した賃金の確保であり、華美とならない常識的なレベルで賃金を保証し、当然の如く、仕入先や取引先に迷惑をかけないためには、安定した資金繰りが必要です・
日々変動するホテル稼働率や季節要因による単価の変動で宿泊収入に不安定さを持つ宿泊業の特殊要因から脱皮し、適正価格且つ安定稼働を目指すべく、最善の設備維持に日々努力しております、
ホテル運営、ハウスクリーニングをやろうと思った理由
紙箱製造工場で長年働く作業員を一人一人観察し、彼らのマインドとスキルをどう活かせば雇用を継続できるか?最低でも年金支給開始直前まで賃金支給が可能な職種は何か?本人が健康であれば年齢に関係なくできる業務は何か?そして地元沖縄県に貢献できる事業は何か?を常に考えておりました。
そして、工場勤務で培った「5S」のスキルと、常に工場内環境美化を意識していた社員の清掃に対するマインドの高さを活かし、沖縄の主要産業である観光に携わり、沖縄を訪れる世界中の方に、心地良いバカンスを、宿泊という手段で提供できる観光リゾートホテルに着目いたしました。
しかし、ホテル運営に関しては素人であり、接客やトラブル対応への懸念もあることから、宿泊予約管理や基本的なチェックイン・チェックアウトをネット及びシステム管理で非対面化することで、社員は、ホテル清掃と設備維持管理に特化することができました。結果、コンドミニアム型リゾートホテル「コーラルパレス恩納byサンセットアベニュー」が誕生しました。
繰り返しになりますが、ホテル運営を1年間行ってきた結果、運営の障害となる大きな要因は、宿泊料金による稼動の落差であることがわかりました。季節要因で決まる宿泊料金で毎月の宿泊収入が一定しないことから、資金収支が不安定になります。特に需要が少ないオフシーズン月の平日は、通常の宿泊単価の50%割引でも稼働が上がらないこともあり、運営に大きな不安を生じさせます。
そこで当社は、ハウスクリーニングとホテル清掃のプロ集団を形成することで、どの宿泊施設よりも綺麗且つ清潔に維持することができる清掃術を差別化の手段とし、宿泊客に快適な宿泊空間の提供を行うことで、適正な宿泊単価と一定の稼働率を継続できるホテル運営会社を確立させていきたいと考えております。
紙箱製造会社で経営を担っていた頃、設備過剰による債務過多と債務弁済源資を確保しきれない収益性の低さが大きな悩みでありました。
債務過多につきましては過剰な設備を処分することで債務整理が可能となりましたが、収益性を高めるには生産性を上げる大胆な施策が必要であり、短絡的な手法としては、所謂「リストラ」、社員の「首切り」による人員削減が最も効果的であることは十分に承知しておりました。
しかし、故郷に根付き故郷の人材と共に企業存続を努力してきた中小企業なわけで、その仲間達を大企業のようにバッサリ切り捨てることは、地方で生きる企業人としての企業倫理や経営哲学に反するものだと考えており、年齢に関係なく、できる限り、抱えた地元社員を守り抜く意思で、ホテル運営計画を仕組んでいきました。
また、銀行もそうでしたが、一般的な組織の風潮として、「仕事に人を無理矢理合わせる傾向が強く」、適応できずに心の病に陥る労働者が、組織に蔑ろにされていく姿を多く見てきました。
地元に根付く地方の中小零細企業ではそんな風潮は一切あってはならないと思っており、「従業員の資質を見抜き、適合し得る職務を当てがうこと」こそ、経営者の責務だと思っております。
その意思を貫くために新規事業としてホテル運営会社を立ち上げたわけです。
新規事業が軌道に乗るまで少なくとも3年を要することは常識であり、その間、債務整理で財務健全化が顕著な紙箱製造会社の資金的支援を仰ぐ形で事業計画を立てておりました、が、新体制となった紙箱製造会社の支援は敢え無く1年程度で打ち切りとなり、資金繰りに奔走する状態となりました。
当面は代表者である私の個人資金で人件費を補填しつつ、当ホテル外の業務を拡大しながら、ホテル稼働を上昇させる仕組みづくりに努力してきました。
そして、コロナの収束が見えてきたことと、政府による旅行支援のお陰で、やっとホテル業としての目処が立ちつつあります。
また、丁寧に清掃を行う社員の資質が認められ、他のホテルからの清掃依頼も増えつつあり、開業2年目ではありますが、成長の兆しのある「ジョー・ウォルシュ」となっております。
設立経緯
2021年6月 ホテル運営会社「合同会社ジョー・ウォルシュ」設立
2021年9月 ホテル完成 1室約27坪×15室
2021年11月 ホテル業許可取得
2021年12月〜2022年3月 試行オープン
2022年4月 本格稼動開始 現在に至る
並行して、研修を兼ね他社ホテルの清掃応援、理髪店のロビー清掃、一般家庭の空調清掃、工事現場引渡前の清掃等、社員の知己等紹介によるスポット受注を行い、ハウスクリーニングとホテル清掃のスキルを上げてきました。
社名「合同会社ジョー・ウォルシュ」の由来
「代表者である私の単なる思いつきです!」
1.「上手にウォール(壁)をウォッシュ(洗う)」というゴロ合わせ
2.「ホテル」と言えば
「ホテル・カリフォルニア」
「ホテルカリフォルニア」と言えば
「イーグルス」
「イーグルス」と言えば
「ジョー・ウォルシュ」
と、洋楽、ギタリスト好きな私の、かなり強引な連想ゲームの結果です
おそらく、「イーグルス」と言えば「ジョー・ウォルシュ」は一般的ではないでしょう、
それが狙いであったりもします。